エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

【24/12節 vs岡山】蘇った伝家の宝刀


『完勝』といってよい勝利だったと思う。


無論、2点目が取れていればより良かったのは確かだと思うけれど、
それは『100点』だった試合が『120点』になるという感覚であって、
やろうとしていたサッカーができた事に変わりはないのではないか。


大分戦に続いて、しかも敵地で、3位の岡山相手にできたのは完璧だと思う。


ルヴァンの敗戦は、
「どうしてそうなったのだろう」と思っていないと言えばウソになる。
若手の突き上げを期待して、しかし点が取れずPKで負けてしまった。
試合は見れていない。ハイライトも見れていない。
選手の試合後コメントだけは読んだ。
「自分に矢印を向ける」というのは難しい。それはいばらの道だから。
言うほど簡単な事じゃない。
ただそれができる選手がリーグ戦で起用されるという明確な基準が存在してる。


MVPは、矢島だと思う。山原やカルリとの距離感がとても良い。
今日は「右で作る」事が多かった。
そして縦に出すパスが良く通る。
右偏重とみて、清水の左サイドにスペースが空くことがあり、
その間のスペースを巧みに山原と矢島が使い続けた。


また、一つ面白い戦術があった。
後半、原が投入されて3バック(守備時は5バック)にするオプション。
その原が、かなり攻撃参加をすることもある。
「偽CB」という言葉は無いと思うけれど、右サイドを吉田と原の連携で突破したのには
とてもワクワクした。


これで、3位との勝ち点差が6付いた。これは非常に大きい。
あと7試合で今期のリーグ戦の前半が終了する。


毎回書いてしまう事だが…、
どうか今の良い雰囲気が続いていくことを願う。
若手も、ルヴァンの失敗を引きずらないで欲しいが、
「自分に矢印を向ける」選手を俺はずっと応援する。

ご無沙汰しています。7節~11節迄。


少し体を壊してしまいまして、入院していました。
ようやく記事を書くくらいの体力が戻ったので、簡単ですが投稿します。


7節 vs山形戦:郡司君が先発したと聞いて是非見に行きたかった試合でした。
       後半立ち上がりのチャンスが決まっていたら
       何かが変わっていたかもしれないですが、
       なかなかうまくいかなかった試合でした。


8節 vs徳島戦:この辺りから試合も見れてないですが、
       アイスタで、後半ロスタイムにPKで失点は痛恨だった筈…。
       嫌な空気感が漂っていなければ良いなと思ってました。
       千葉、まだまだ成長していってほしい。


9節 vs甲府戦:甲府相手にアウェーで完封できたのが凄いと思って結果を見てました。
       後半からアダイウトン、ウタカが出てくる中、
       守備で貢献しながらしかも決勝点を決めた住吉選手が文句なくMVP。


10節 vsいわき戦:この試合はハイライトで見ました。
         とても良いチームです。いわき。もしかしたら躍進するかもしれない。
         航也のポストプレーが光った試合でした。MVPは航也。


11節 vs仙台戦:失点の少ない相手に2-0とリードできたのが全てでしたね。
        仙台も地力があるチーム。後半盛り返されてしまいましたが、
        ついに、西原君のゴールが生まれました。
        千葉、郡司、そしてまだ活躍の機会が無いけれど、
        高木や小竹、矢田、森重は良い刺激になった筈。
        若手が輝くチームは強い。


『失点が多い』『怪我人が増えてきた』など、不安要素があるのも事実でしょうし、
大分戦のような完璧な試合運びがなかなかできない事を
『来期あがって定着するチームでなければならないのだから』という理屈で、
不安がる方もいらっしゃるようです。


けれど、自分は今のエスパルスが特に好きです。(無論、今までも好きですが)
OneFamilyの旗のもと、全員で戦い、全員で勝利を喜ぶ。
勝つ毎に新たなヒーローが生まれ、そして自信になる。


その先に、必ず栄光があると思えます。


もう少し元気になったら、またアイスタに行って応援したい。
どうか今の、楽しくサッカーできているエスパルスが永劫続きますように。

【24/6節 vs秋田】長崎戦で受けた戦術を完璧に跳ね返し続けた完勝


欲を言い出すと、人間、際限がないものだ。
対秋田に1-0勝利。これを『物足りない』とは思わなかった。


前半に1度、後半に1度。いずれも相手の小森に作られたピンチはあった。
かなり危なかった。それは事実。
秋田は『徹底的』だった。常にロングボールでSBの裏を狙う。
これは、長崎戦で処理を誤った時にやられた戦術だったと思う。


更に秋田はもう一つ特徴がある。
右サイドに人員を集中してロングボールのこぼれを拾う。
今日、山原があまり上がれなかったのはこの戦術に対応するため、
リスクを取らない戦い方を選んでいたからではないかと思う。


実際、やられてみると嫌な戦術だ。
『縦ポンサッカー』と言われる事もあるが、
見る人によっては「つまらない」と揶揄するかもしれない。
しかし勝利に徹する意味では、効果的な戦い方。
味方が納められる可能性と、相手が処理をミスってくれる可能性。
相手にボールを持たせることと、常に背後を意識させて疲れさせられる。


乾が開始6分でアクシデントで交代したり、
前半早々に中村にイエローカードが出されたり、
クリアボールの跳ね返りが蓮川の顔面を直撃するアクシデントもあったが、
前半26分、航也のゴールが決まった後は試合を掌握し続ける事に成功した。


というわけで、今日のMVPは北川航也だと思う。
得点も素晴らしいが、とにかくポストプレーの質が高いと改めて思った。
周りの選手を使う技術が非常に高い。
ドウグラスタンキや、千葉、郡司、川本など、FWの駒はそろっているが、
4-4-2で2トップにするにしても、4-2-3-1で今の戦術を継続するにしても、
航也の『周りを活かすプレー』は今のエスパルスに欠かすことのできない、
とても大きなストロングポイントだ。


これでまた1週間準備をすることができる。
次はAway山形戦。去年のプレーオフは引き分けだった。
そこからの成長を相手に見せつけよう。


良い試合でした!!