エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

勝って当たり前という悪い空気感

昨日はひどい1日だった。
聴いていたくない言葉を幾つも聞いた。


文句や悪口を叫んでチームが勝てるようになるのなら、俺だってそうする。
でも絶対そうはならない。
あいつはダメだ。あのプレーはダメだ。そんな論評者が増える。


勝って当たり前。今日は勝つだろう?
相手は格下なのだから。


チームはそんな呪詛に囚われて、久方ぶりの初戦敗退を喫してしまった。
また酷くなりつつある空気感。


怖い事がある。
極論を言うが、仮にJ1昇格がならなかったとして。
J3降格なんていう未曽有の事態になったとしても、
それは俺にとっては『怖い』事ではない。


清水というチームを指揮しようとしてくれる、監督やコーチ。
この地でサッカーしたいと思ってくれる選手が
徐々にでも減ってしまうのではないかという恐怖。


組織において、空気/雰囲気というのはその言葉以上に恐ろしいものだ。
スポーツだとより顕著に出るのではないかと思う。
一度のミスも許されない、チャレンジしにくい雰囲気が生まれる。
ミスが生じた時、犯人捜しが生じる。
今のエスパルスには、そういうのは無いと信じたいけれど、
スタジアムやネット界隈を今、包んでいる全体的な空気感は、
草津や甲府に連敗したころに逆戻りしつつある。


こういう時こそ支えないといけないのに。
長谷川健太さん1年目の時も。
ゴトビさんになってベテランがたくさん移籍してしまった時も。
正に悪夢だった2015年シーズンも。
2019年失点が嵩んでしまったシーズンも。
そのどれよりも、今の「雰囲気」は悪いと感じる。


組織に巣食ってしまったこの空気感を打開したい。
サポとして何ができるのかを、また一度真剣に考える。