エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

試合に勝つ事の、その難しさ

本題に触れる前に

セフンのゴールの時、北川がオフサイドじゃないか、という意見があるのを見た。
ジャッジリプレイで取り上げて頂けるなら、俺もそうしてほしいと思った。
素人目ではとてもオフサイドに適用される状況かが分からない。
サッカー|ルールを知ろう!|JFA.jp
オフサイド違反に該当するかの「②相手競技者を妨害する」に当てはまるかが焦点か。
セフンのヘディングシュートの弾道が、偶然、航也の居た辺りに飛んだ時、
航也は身体を捻って、ボールの弾道と相手GKから避けるように動いているが、
これが「妨害に当たらない」かどうかが焦点なのだろう。
是非、プロの見解を聞きたい。


東京Vの強さに真っ向から戦った姿勢

7試合消化時点での東京Vの戦績は
5勝1分1敗、12得点1失点、4連勝中ととんでもない数字を記録していて、
最初に失点した時、情けない話だが「勝つのは難しいかもしれない」と現地で弱腰になってしまった。
前半20分を超えた辺りから、徐々にチャンスを作れるようになっていく。
目立っていたのは、岸本、北爪の左右SBとトップ下位置の乾だった。
前半に岸本も北爪も1本ずつシュートを放った(北爪は得点)。
守備時の帰陣も非常に速く、絶えずバランスを取りながら、
上がった際には深く抉ってクロスを上げるプレイも見られた。
この試合の『躍動感』は、SBの2人の献身性、運動量があったからのように見えた。


そして乾。ボールの供給ルートが、白崎と乾の2つに増えた事で、
(ホナウドはその分、リスクヘッジとボールの刈り役に専念)
この2人にボールが入るとカルリや中山が連動して動き出し、
相手の守備を混乱させる事ができていたように思った。
乾の役割は後半、神谷が引き継いだが神谷も積極的にボールに絡み、
躍動感は失われず、90分間通して質の高い攻撃を見る事ができた。


秋葉監督の信念が選手へと浸透していけば

根性論だけで相手に勝てるほど、サッカーはあまくない。
そんな不安な声を耳にする機会が多々あったし、俺も不安はあった。
もし東京V戦に負けてしまったら、
「結局なにも変わらないじゃないか」「精神論だけ」
といったネガティブな考え方がまた蔓延してしまうかもしれない。


目の前にボールが転がってきた時。
どんなプレーを選択するか。その一瞬の判断に、強くメンタル面が作用するらしい。
その結果が「球際の勝率」と相関するらしい。


俺が、失点を喫して「だめかもしれない」と思ってた後も、
選手は変わらずチャレンジして戦い続けてた。
それがきっと、セフンのゴールに繋がり、逆転に繋がり、
7試合で1失点しかしていなかったチームから2得点を奪う結果につながった。


勝つ為に必要な事が何なのか。
選手に教えてもらったような気がした。
久々の勝ちロコを楽しみながら。