エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

2024年展望 エスパルスのサッカーがどこに向かうのか


2006年シーズンのエスパルスを覚えているだろうか。


長谷川健太監督2年目。
2004年シーズンは失点が嵩み、2005年シーズン長谷川健太監督が就任したものの、
1年目は非常に苦しんだシーズンを過ごした。
それらの経緯がありつつも挑んだのが2006年シーズン。
たくさんの若手が才能を開花し、強いエスパルスの時代を感じさせるシーズンとなった。
枝村、兵働、青山、藤本、岡崎、本田、岩下といったメンバーがそろい、
無冠ではあったものの、2010年の間まで安定した時代が築かれた。


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強い時代を築く為にはいくつかの条件があると、自分は思う。
無論、『強い』を体現するのはとても難しい事だし、
以下のすべてを満たしてもなお、うまくいかないチームだっていくつもあると思う。
素人の戯言だと思って、どうかご容赦頂けたら幸い。


 ⑴同じ監督下の元、2年以上、同じフィロソフィに基づくサッカーを磨くこと
 ⑵毎年、1~2人ほどの新人/若手がスタメン入りを果たすこと
 ⑶セットプレーによる得点源が期待できること


⑴については、
解任ブーストの効果は? J1・J2成績上昇ランキング1〜8位。監督交代で劇的に変化したのは? | フットボールチャンネル
監督解任ブーストという言葉が浸透して久しいが、自分はこの言葉は好きじゃない。
サッカーはチーム戦術である以上、
やはり同じ監督下で同じ戦術を磨き続けたほうが『強いチーム』に近づくのは
真理であり前提だと自分は思う。
エスパルスは5年連続で監督を途中交代させている。
5年前、エスパルスは誰が監督をしていたか、調べずに即答できる人はどれほどいるのだろう。(2019年はヨンソン体制2年目だった)
今年は秋葉さん体制2年目となる。
願わくば、秋葉さんの笑顔を2024年最終節で見れる事を祈る。


⑵については
オフシーズンここまでの流れとしては、20代中頃の有力な選手の獲得や、
期限付き移籍していた選手を復帰させる流れが目立っている。
個人的には「2006年の再来」を期待している。
高木践、成岡、千葉の3人には特に期待してる。


成岡、今年こそその輝きをエスパルスで発揮してほしい。


⑶については
サッカーという競技は点の入りにくいスポーツだが、
言うまでもなく、コーナーキックやフリーキックなどで得点を奪える確率を上げられると
相手は対策を取りにくく、やはり有利だと思う。
秋葉さんが就任してから、市川さんとのコンビでセットプレーに対する姿勢の変化を感じられた。今年も様々デザインされたセットプレーを見れたら嬉しい。
2023年はPKによる得点がほとんどなかった。
うまくファールを取られる技術というのもサッカーにおいては必要な技術。
そういう強かさを、期待したい。


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上で挙げた以外にも、
・乾を軸としたサッカーを今期も行うなら、乾の後継者を育てる必要がある
・チームを鼓舞できる精神力、マネジメント力を持った選手の育成
などもあるかもしれない。


最後に。


今期こそ、昇格を果たしてほしいと願う一方、
私としては楽しくアイスタでエスパルスのサッカーを見られれば満足できるので、
仮に今期もうまくいかなかったとしても、
やはり、秋葉さんの体制で1年間を戦ってほしいと願わずにはいられない。
無論、J2時代が長くなると、どうしても強化費の確保が難しくなっていくだろうから、
そこまで事態はあまくないだろうが、
私は、長期的な視野では、それが一番大事な事だと考える。