エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

監督解任論と特有の雰囲気の悪さ



ここのところ、エスパルス周りの雰囲気の悪さを
ストレートに受ける事があって、
そのようなネガティヴな感情に影響されたくなくて、
しばらくエスパルスから距離を取ってた。


ここ2試合。群馬と甲府に2連敗した事によって更に加速してる。
まず目に着くのは、監督が悪い。フロントが悪い。
次に、選手が悪い。圧倒的戦力の筈なのに質が低い。
その次には『J2を舐めていたから』という論評。
(舐めてたわけはないし、筈もないと俺は思ってる)


そして今日、日刊スポーツの記事が出た。
リカルドさんの解任が決定的なようだ。これで5年連続らしい。
監督だけが悪かったのだろうか。
監督を代えれば状況は好転するのだろうか。
今年もまたそんな事を考えないといけないのか。


被害者意識(Victim mentality)という心理学用語がある。
「自分は常に被害者であるという思い込み」のことで、
後天的な性格特性で、他責的で他罰的、攻撃的で抑圧的といった特徴を持つそうだ。


俺はエスパルスサポとしてずっと応援してきたし、その気持ちが変わる事は無い。
どんなにネガティヴな意見に晒されようと
エスパルス公式から展開される練習レポートや動画を楽しみながら、
次の試合で必ず勝ちロコを踊れる事を期待して、声を張り上げて応援する。


監督だけが責任を取る、という現状は健全なのだろうか、と、毎回足りない頭で思う。
「あの監督だったから勝てなかったんだ」という被害者意識の醸成が進んでしまっていないか?
監督じゃなくてもいい。
最近特にひどい意見が多いのは北川だけれど、
「北川が決めれば勝ててたのに、勝てなかったのは北川を右SHで起用してきたせいだ」
こんな雰囲気がチーム内外でまん延してしまっていないか。


俺は、原則的にスポーツのチーム競技においても、
どんな立場であっても当事者意識(Ownership)を持つ事は大事だと思っている。
この状況は何故生まれているのか。
どうしたら勝利の確率を上げられるのか。
仮に結果が得られなかったとしても、ではどんな課題が出てどう取り組んでいくか。
Real動画を見ている限り、チーム内の当事者意識がそこまで低いとは思ってない。


一サポとしても、この意識を忘れないようにしたいと自戒している。


よく、試合に負けた後のブーイングに関して議論される機会はあるが、
俺は、そのブーイングに込められた意図が明確である前提なら肯定派だ。
ただ勢いだけでかましているブーイングには、それはただのストレス発散的行為だから
その行動は果てに雰囲気の悪さに繋がるという意味で、寧ろ逆効果だとすら思う。


サッカーはメンタルスポーツなのに、サポが雰囲気を悪くしようとしてどうする。
というのが個人的な主張だ。


チームは状況進展の為に動こうとはしてる。
サポとして今、何をすべきで。どうやってチームを支えていけばいいのか。
じっくり考えたい。