エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

J2をなめていたから勝てていないんだ…という論調

まず初めに、7戦5分2敗という結果はもう揺るぎないものだし、
現時点で19位という結果は、今のエスパルスの『実力』を
シンプルに示しているものだと思っている。


開幕前は散々騒がれた『圧倒的戦力』というのは、
選手を個々で見た場合……実績や年棒予想額から基づいた曖昧な定義でしかなく
サッカーというチーム競技になった時、
チーム力の観点で、勝ち点を稼ぎうる力を有していなかったというのが
(やや無理矢理ではあるけれど)今の現状だと思う。



新監督は秋葉さんという発表があった。
『強度を以て走れる選手しか起用しない』という指標を提示した。
これはとても良いと思う。


今まではどうだったのだろう。
走れない選手が試合に出ていた……のだろうか?


よく『清水はJ2をなめていたからこうなっている』という論調を見かける。
実際、選手やフロント、スタッフにそのような慢心があったのか。
我々はスタジアムでのリアルな選手の声や、
動画からの範疇でしか、その本気度や姿勢を測る事はできない。
それでも見える範囲の情報だけであっても、
俺は、少なくとも選手が『J2という環境をなめていた』とはとても思えない。


冒頭で触れた通り、結果を残せていないのは、
単に相手がエスパルスより強かった(特に群馬と甲府)だけである。
というのが俺の考え。


強い意思を持った選手を起用していく、という秋葉監督の思想が
どれほど実戦での起用方針に変化を起こしていくのか。
まずは5日のルヴァン湘南戦で一つ形として見えるだろうと思う。


チーム競技において、いきなりチームがドカンと強くなる、
という事はなかなかあり得ない。
1人のスーパースターが居てその選手がいくら頑張っても、
サッカーは11人で戦うスポーツだから。


だから……。
今更ではあるけれど、チームとしての上積みを考えるなら、
今期こそは、監督の中間交代は起きないでほしかった。
どんなに結果を伴わなくとも。
おそらく期初、今年のロードマップを立てている筈だろうから、
それに照らして、じっくりチームを作っていってほしかった。
秋葉さんに変えるのなら、チーム始動から秋葉さんを監督にして始めてほしかった。
今更こんなことを言ったところで後の祭りでしかないし、
思う通りにならない子供の我儘のようでしかない。


ルヴァン湘南戦は観戦に行けないけれど、
4月8日のホーム、東京ヴェルディ戦は見に行く予定です。


この雰囲気の悪さを払しょくする為に、サポができる事は
精一杯応援することだと俺は思ってる。
こんな時こそ、チームの力になりたい。


ーーーー追記(2023/04/03 21:00)ーーー

【秋葉忠宏 新監督からのメッセージ】| 清水エスパルス公式


上の記事を書き切った後にこの動画を見つけた。
何故か、平岡さんを思い出した。
この苦しい状況で監督を引き受けて下さったことに感謝してます。
と同時に、秋葉さんをサポとして支えていきたい。


今期をどのような結果で終える事に成ろうとも、
秋葉さんが『清水の監督になってよかった』と思って下さる終わりであってほしい。
そう願わずにはいられなくなった。