エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

サッカーはチームスポーツであるという事をまざまざと突き付けられた

チーム内の序列を勝手に論評する風潮

まず最初に触れておきたい。
今日の川崎戦に出た選手に対して
・リーグ戦メンバーを休ませる為の布陣
・2軍
・若手の育成のための試合
と言った意見を見かけるが、こういう論評をする風潮は正直苦手だ。


試合におけるスタメン選考として、
秋葉さんのフィロソフィーは
『基準を満たした選手を使う』と公に宣言しているし、
基準を満たした11人を起用しているのは、大前提だ。


今日のスタメンが(チーム内序列における事実として)2軍であったとしても、
応援する立場としては、今日出場し得るベストの布陣だと認識して応援したい。


考え方を強制するつもりは毛頭無いし、
たかが一素人のおっさんのブログ程度で風潮変化するほどの影響力を持てるとは
到底思わないけれど、
出場した選手を妙に格付けしたりレッテル張りなどせず、
純粋にシンプルに応援するスタンスを、
少なくとも俺は持ち続けたいと思う。


数字として明確に現れた組織力の差

選手の個々の力量さもあったかもしれない。
特に前半は4-2-3-1で清水も川崎も同じスタートポジションだった。
もしかしたら秋葉さんの方針で、
オールコートマンツーマンでスタートしたのかもしれない。
(違ってたらごめんなさい、後で映像を見るつもりです)


ボールホルダーと1対1になった時、
対面している選手の動きと、周りの選手のカバーリングの質で、
チームとしての連携に関する練習量の差が浮き彫りになったと思った。


前半はハイラインを保とうとするが、特に右サイド。
斎藤とヘナトのプレッシングが嵌らず、落合が釣りだされ、
その裏のスペースを幾度となく突かれてしまったように見えた。


後半、3失点目を喫し、成岡が負傷退場した後はいよいよ成す術がなくなり、
奪いどころも捉えられず、ずるずると引いてしまった。


もう一度、やってみてほしいと思う事がある

ルヴァンはまだあと2試合ある。
今日の敗戦で、得失点差でGS内最下位になったが、
グループBは勝ち点差3以内で接戦になっている。
まだ突破をあきらめるには早すぎる。


次のルヴァンGSは5月24日開催の湘南戦だが、
今日のメンバーと同じような構成で、
戦わせるマネージメントをさせてみてほしい、と思う。


今日から1カ月後、若手たちがこの試合の教訓をどう捉え、
日々の練習に励むのか。そここそが重要である筈だ。
その機会を与える事が、『若手を育成する事』である筈だ。


・0-6とは信じられない、プロ失格だ!!


と選手を詰る監督はまず居ないだろう。
そんな無意味な事をするマネージャーが居たのなら、その人物こそ問題だ。


エスパルスが中長期的に強くなり続ける為には、
今日出たメンバーの成長は必要不可欠だ。
だから、また出場機会を積極的に与えてほしい。


無論。秋葉監督が求める基準を歪める必要は無い。
5月23日時点で、基準を満たした若手が躍動するその時を、今から楽しみにしている。