エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

勝者のメンタリティ

柏レイソルの元監督でネルシーニョさんの有名な言葉


ある試合で前半を2-0で折り返したんです。


ハーフタイムにロッカールームで「勝っているけど2-0は危ないスコアとも言うからな。後半も気を抜かずに行こうぜ!」ってポジティブな感じで選手同士で話していたんですけど、それを聞いたネルシーニョ監督が『それは違う!』と。


『我々は2点リードしているんだ。心配しなきゃいけないのは相手チームであって我々じゃない。』と怒られました。だから後半開始前の円陣では「2-0だ。危なくねーぞ!!」と言って試合に臨んだんです。


『勝者のメンタリティ』という言葉があるが、
たまにこの意味を「傲慢さ」「強者の目線」みたいに捉える人も居るように思うけど、
本来の意味としては
『普段通りの力を発揮して勝利を手にするという思考』
だと思う。
この、普段通りに、というのが重要であり、難解である事だと思う。


川崎戦の大敗を受けても、
チーム内の雰囲気は悪くならなかった。
秋葉さんが持ってる特徴の一つなのだろう。
感情コントロールが上手い。マネージメントする立場の人間に最も必要な資質。


今日の3-0という試合結果を、
川崎戦に出場した選手たちがどう受け止めたかも大事だと思った。
これほどまでに感情コントロールに長けている監督なのだから、
若手に対してのメッセージも何かしらこの後するのではないかな。


デュエルで負けなくなった

1対1の強度がとても上がったと思った。
そう簡単に負けなくなった。


前を向いてプレーする時間が増えた。
良い循環が生まれている。


2試合連続クリーンシート。しかも両方アウェイ。
この連戦を最高の成績で切り抜けたのはとても大きい。


次はホームで戦える。
この良い雰囲気を、例え途中で失敗があったとしても、
年間を通して維持できるようになった時、
本来の強くたくましく、楽しそうにサッカーするエスパルスに、戻れるんじゃないかと思う


最幸の勝利でした。
次の栃木戦が、最高に楽しみです。