エスパルスをリスペクトしながら見守るブログ

とにかく清水エスパルスをリスペクトし、己がサッカー素人であることを自覚しながら綴るエスパファンの為のブログ

【残り3試合展望】第41節 ホーム 大宮戦


次々節であたる『大宮アルディージャ』は現在21位。
11勝6分22敗、37得点63失点のチームです。
降格圏に沈んでいますが、なんといっても現在4連勝中
という勢いを取り戻したチームですね。


大宮アルディージャ 2023 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
特徴的な数値としては
・⑴攻撃回数 リーグ18位
・⑵ゴール 19位
・⑶シュート成功率 21位
・⑷被チャンス構築率 18位
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〇チャンスビルディングポイント
・⑸セーブ 5位
・⑹パス 11位
・⑺クロス 17位
・⑻ドリブル 5位
・⑼奪取 18位
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攻撃関連の数値は『ドリブル』を除いてどうしても低水準の数字が並んでおり、
『攻撃』に苦しんでいるチームを、
セーブ5位とGKが救っているようなチーム状況が伺えます。


大宮の正GKは田代選手でした。彼も決して悪くないセーブ率を出していましたが、
ここ4試合は志村選手がGKの座を奪い、そして4連勝を飾っています
更にDF陣も、現在の浦上、市原のCBが安定し始めており、
以前のような安易な失点は改善されつつあるのかもしれません。


徳島戦はショートカウンター。
大分戦はセットプレー(CK)。
山口戦はショートカウンター2本。
藤枝戦は遅攻からパスを繋いで崩した1点と、
    終盤相手が1人減ってからのロングカウンター2本。


現在の大宮は残留に向けて、戦い方を割り切り、そして徹底しており、
守備を固く、低めに守ってカウンターする戦術を取っているように見えます。
攻めに出たときも、GK志村が広くエリアをカバーしており、
リスク管理をうまく行えているようです。これが功を奏しているのかもです。



前回アウェイ時の対戦では3-0でエスパルスが勝利しましたが、
SHが泉澤、柴山と攻撃的な布陣でした。
今回は、おそらく引いて守り、アンジェロッティに預けるカウンター戦術になるでしょう。


エスパルスは引いて受ける相手に対して、あまり相性が良くありません
エスパルスはハードにプレスし、ボールを中盤で奪って速攻を掛けるチームです。
中盤省略されたり、スペースの無い状況を作られてしまうと、
中山やカルリの走力を活かせず、SBもなかなか上がれないという
悪循環が生まれてしまう。


セットプレーに期待したいですね。
キッカーは山原、乾、交代すれば西澤や神谷など、
質の良いキックができる選手はたくさんいます。
先制点が取れれば、相手も前に出ざるを得ません。
そうなればこちらの得意領域となるので、勝率もグッと上がると思いますが、
先に失点してしまうと更に固められてしまい、
そこから複数点とるのは至難の業になってしまいます。


実際、藤枝-大宮の1戦の、藤枝の先制点はセットプレーからでした。
ショートコーナーからクロスを上げ、左右に揺さぶって先制しています。
これは大いに参考になるはず。


あまりたらればを語りすぎるのも良くないかもしれませんが、
40節熊本戦に勝利できたら、この41節で自動昇格枠に対する決着がつく可能性はあります。
このホーム2連戦を最高の形にできるよう、
声を枯らして応援しましょう!